思考整理におススメ!「書き出し」で頭のメモリを節約しよう!

「日々仕事が山積みになっていて、頭がごちゃごちゃしたり、
もういつも頭がパンクしそう、、、、!」

実はこれ、本来考えたいこと以外のことがたっぷり頭に残っていることが原因。

思考整理が頭の中でできていない状態です。

頭をしっかり整理してあげると、本来働きたいところに集中できるようになります。

この、思考整理の方法とは、、、、?

「書き出すこと」です。

この記事では、思考整理のためのメモ方法についてお伝えします!

目次

「思考整理メモ」を作る意味。

「なぜ書き出すと思考が整理されるの??」

と思われている方も多いかもしれませんね。

何となくお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、パンクしそうな頭の中は、

実は、「色んな情報が脳内を駆け巡っている状態。」

仕事のことや、まだ終えていない事務作業、家に帰ってからやること、

または心配事、人間関係など、たくさんのことが頭に残っています。

そして、これを忘れてしまわないようにと、ずっと頭の片隅に置いているわけです。

これを積み重ねたら、、、もうお分かりですね。

頭という部屋がいっぱいになります。

「思考を書き出す」というのは、この頭の中のぐちゃぐちゃになっている情報を

一つずつ書き出すことにより、頭のメモリから外部のメモリ(紙)に移行する作業です。

移行することで、情報を置いておくことができるので、

「忘れてもOK」になり、頭を使える領域が増えるのです。

頭の中もお部屋と一緒。定期的にお掃除を。

というわけで、整理していない頭の中は、「散らかった部屋」と一緒なんです。

ですから、書き出して、頭の中の荷物を整理してあげることで、

新しい知識を加えたり、思考するのに最適な環境を作ることができます。

思考整理メモを作ることで頭で回っている「今は必要がない情報」を置いておくことができ、結果として、頭を「今使いたいことに集中」することができます。

頭のサブメモリになる効果的なメモの仕方

では、実際に頭のお掃除を始めていきましょう。

メモの方法

  1. 頭に浮かんでいることを一通り書き出す
  2. 今すぐにできてしまいそうな未消化項目はその場で整理
  3. 悩み事、深める必要のありそうなことは隅に置いておく。

以下で一つずつ説明していきます。

1.頭に浮かんでいることを一通り書き出す

文字通り、「今、頭にあること」をひたすら書いていきます。

ポイントは、とにかく浮かんだこと全てを書き出すことです。

意外と全部書き出しきれない人が多いのですが、文字にならないものでも、

漠然とでもいいので書き出してしまうことをおススメします。

また、きれいに書き出す必要はないです。

そして誰にも見られることもないので、勢いに任せて、

感情や人に話せないけど自分で持っているようなことまで書いてしまいましょう。

頭に残ることが無くなったら終了です。

最初は出し切れないこともあるかもしれませんが、これでだいぶ頭が軽くなります。

2.今すぐにできてしまいそうな未消化事項はその場で整理

書き出したものの中には、心理的な不安感や悩みもあれば、

タスクではあるけどまだ片付いていないこと等もあるでしょう。

「メールの返信」や「お店の予約」など、ものの数分で片付きそうなことはすぐにやってしまいましょう。

未消化事項があると、たとえ書き出しても、再び思考の邪魔をするときがやってきます。

邪魔される時間があったら終わらせたほうが早いですよね。

もう頭に戻さなくていいものはその場で処分しましょう。

3.悩み事、 深める必要のありそうなことは隅に置いておく。

1で書いたもののうち、2に該当しなかったものは基本的に3になるかと思います。

これは、一度書き出したものを整理しておく作業。

簡単にでいいので、改めて考えなくてはならないもの、ToDoなどにグループ分けしておきましょう。

これをやることで、書き出したことはすぐ見たら分かるようになっている安心感があるので、より安心して情報を置くことができるとともに、後々見直すときにも楽です。

時間がなければ1のみでも良いと思いますが、時間があるのであればここまでやっておくととてもすっきり集中できる頭になります✨

圧倒的に手書きがおススメ

これ、別に手書きでなくてもいいんでない??

と思われる方もいるかもしれませんが、

私は、圧倒的に手書きをおススメします。

なぜなら

  • 手書きのほうが感情がこもりやすい(字体や筆圧などにより)
  • 手の動きが活発なせいか、頭がよく回る
  • 書き方の制限がなく自由で書きやすい

からです。

「書き出し」が初めての人は手書きで取り組むことをおススメします。

参考:為近奈央がおススメするメモツール

ここからは、ちょっと番外編ですが、おすすめのメモツールをご紹介します^^

ノート

ノートは毎日開いて書きたくなる、お気に入りのノートや、書きやすい紙を用意するといいでしょう。私はモレスキンノートとコピー用紙を使い分けています。

モレスキンノート

きれいに整理するとき、振り返って見たいものを書き出すときに使ってます。

用途例: 上記3の整理する作業、自分の日々の気づき、読書している中で見つけたお気に入りワードのメモ、セルフコーチング、ライトな日記

ハードカバーのラージサイズを使っていますが、他にもソフトカバーや限定柄などもあるので好みに応じて選ぶことができます。

コピー用紙

たくさんの思考が煩雑になっているとき、とりあえずバーッと書き出しておく時に使っています。

用途例:書き出し作業、ロジックツリーやマインドマップを書くとき

ちなみに、アイデア系の思考をするときは、方眼や無地がおススメです。

罫線だと、どうしてもそこに倣って書きたくなってしまうので、思考の幅が狭まるからです。

付箋

ノート以外に大きめのメモができる付箋があると便利です。

終わったら捨てるToDoリストに活用したり、見比べて使うけど取っておきたい情報、また、ノートで書き損じしたくないというこだわりがある人におススメ。

私は、読書の際に持ち歩いて、気になったフレーズをメモするのに使っています。

ペン

すらすら書けるお気に入りのペンを使うことをおススメします。

書くこと自体にストレスがあっては元も子もないですからね、、、、

ちなみに私はジェットストリームのブルーのペンがおススメ。書きやすく、油性なのですぐ乾く。

受験勉強時代から、頭に残りやすいとされるブルーのペンをずっと愛用してます。

是非、自分にとって使いやすいものを探してみてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

毎日頭にはたくさんの情報が入ってきます。

そしてさらに自ら考え、行動するためには、頭に入っている無駄な情報を置いておく必要があります。

メモをうまく活用し、是非「今、ここに集中する自分」を味わってみてください。

この記事を書いた人

フリーランスで感性を大事にしたコーチングをしています。
大学院卒業後、コンサル、建設会社を経験しながらも自分の世界を歩みたいと感じ、フリーランスの世界へ。
クライアントの感性、感覚を手がかりにクライアント自身の自然な想いをそのまま形にしていくセッションを提供している。
また、自分自身の充実を大事にしており、自分の好きな日本茶のお店で勤務している。

国際コーチ連盟認定スクール卒業
日本茶インストラクター

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