自分の思い込みを無くして自由に生きたい! 思い込みの苦しさから逃れる方法

Twitterの中でこんなことをつぶやいていました。

思い込み(ビリーフとも言います)は「自分の中で持っている固定化された考え」とも言えます。

思い込みを持っていると良い面もありますが、
この記事を見ている方は、恐らく、

「思い込みが良くない」と思って見に来ている方なのではないでしょうか?(ちなみにこれも思い込みの一つです。)

ここでは、そんな思い込みに苦しむ方たちのための
苦しさから逃れる方法をご紹介します!

目次

そもそも、なぜ思い込みが生じるのか

本題に入る前に、思い込みがどんなところから生じているのか簡単に書いておきます。

思い込みのパターン

  1. 家庭環境から生じる思い込み
  2. 社会のこうすべきだに流されている思い込み
  3. 生きている中で得た思い込み

1の家庭環境というのは、主に「親」からの刷り込みです。
子どものころ、「こうしたら怒られる、こうしたら褒められる」から派生して、
だんだんとこれが正しい、これが間違いみたいな分別をつけていきます。
例えば「安定的な職に就くことは大事だ」「勉強をしなくてはならない」みたいなことです。

2はニュースでの話題や、人と話すことによって生まれる「一般常識」的な事です。
仕事だと「困難を乗り越えなければ成長できない」っていうのが例になるでしょうか。

3は生きている中で感じ取ったこと。
例えば、志望大学に受かると「努力すれば必ず結果はついてくる」とか、「どんな人とも調和を図るべきだ」など。

分かりやすく大きな思い込みの例を出しましたが、もっと細かいことも含め、人は思い込みを無数に持っています。
その中には、自分に良い影響をもたらすものもあれば、障壁となるものもあります。

以下では、障壁となる思い込みを解消する方法について書いていきます。

思い込みの苦しさをなくすには、、、、自分の持っている思い込みをよく知ることです

思い込みで苦しくなる理由の多くが、「そもそもなんで苦しいのかわからない」なんです。

「どうしてか分からないけど何となく苦しい感じがしてます」

という言葉をよく聞きますが、多くの場合、
「自分の中で勝手に壁を作っているので苦しい」のです。

過去の私の例ですが、「会社に行くのが辛い」と思っていました。

理由は様々あるわけですが、行くのが辛いなら、制度的には休むことができます。
それを知っていても、休めない自分がいます。

なぜなら、、、
「会社は病気でない限り、当日に休むことはできない」
「病気以外で休んだら上司に何か言われるかもしれない」

という思い込みが働いていたからです。

その時、実際には休んでいても、何か言われることは無く、むしろ心配されました。

つまり、「自分で勝手にルールを作ってそれに反すること」が思い込みによる苦しさなのです。

思い込みを知れば対策が見える

だからこそ自分が持っている思い込みを知ると、対処方法が分かります。

先ほどの例でいえば、自分の思い込みが行動を妨げていることが分かったので、

上記は思い込みと知った上で、

「休むことは可能。自分の気持ちがいかなければならないと感じている」

「何か言われることに対して不安になっている自分がいる」

ということについて知り、

このテーマについて考えていけばいいと思います。

思い込みについて知る方法

「で、思い込みってどうやったらわかるのさ?」

思い込みは自分で当然と思っていることなので、

無意識に持っていてなかなか知りにくいです。

ただし、思い込みを知ることができる糸口はありますので、紹介します。

もちろん、コーチングを受けていれば、そういった思い込みもキャッチしてフィードバックしてもらうことが可能ですが、コーチなしでもできる方法を紹介しておきます。

思い込みを知る糸口

物事を良し悪しなどで評価しているとき

「正しい」「間違い」「良い」「悪い」などと判断しているときには、必ずそう評価する基準があります。

どういう基準で評価しているかチェックしてみましょう。この基準が思い込みです。

そこに生じる基準は一つだけでなく、たくさんある場合もあります。

さっきの例も同様で、
「会社を休むこと」→よくないこと
何が良くない??
「自分が病気でないのに休むこと」=病気でないと休むことができない
のように掘り下げると複数あったりします。

他者の心情に対しての勝手な想像

「他の人がこう思っているんじゃないか、、」

と予測し、勝手に次の手を考えたりしている場合も

他者に対する「思い込み」を持っています。

ここで言えることは、「他者のことはわからない」です。

それなのに勝手に相手がこう思っていると決めつけてしまっている状態です。

決めつけるのは自由ですが、この思い込みがあると自分のアクションの取り方にも影響があります。

例えば、相手が怒っているものと思い込んで行動したら、普通の時にはないためらいがあったりします。

おわりに

今回は思い込みがネガティブに影響していることを前提に、思い込みが発生するパターンと解消する方法について書いてみました。

この思い込みが更に進むと無意識に人に物事を押し付けたり、嫌悪感を抱くことにもつながるので、自分の思い込みを知っておくと、人間関係が円滑になるかもしれません。

また、思い込みは良い方向に作用する場合もあります。
思い込みはダメ、と決めつけず、自分にとって良いと思ったものは大切に持っておきましょう。

この記事を書いた人

フリーランスで感性を大事にしたコーチングをしています。
大学院卒業後、コンサル、建設会社を経験しながらも自分の世界を歩みたいと感じ、フリーランスの世界へ。
クライアントの感性、感覚を手がかりにクライアント自身の自然な想いをそのまま形にしていくセッションを提供している。
また、自分自身の充実を大事にしており、自分の好きな日本茶のお店で勤務している。

国際コーチ連盟認定スクール卒業
日本茶インストラクター

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