自分のことを「感じる」ことがわからない人へ。あなたは既に感じることを知っている!

なんだか、人生って生きづらいと思う。

どうにかしなきゃなのに、何だか何も考えが浮かんでこない。

知識不足かなと思い、インターネットで色々なことを調べる。

分かった!と思いやってみるけれどなんか違う。

「感じることを大事にせよ!」って書いてあるのをよく見かける。

でもそれってなんなのかよくわからない。。。


自分の中で、こんな言葉が頭に浮かんでいる人はいませんか?

どれか一つでも当てはまっていたら、おそらく、過去の私に近い人かもしれません(笑)

上に書いたこと、全て過去の私です^^

この記事では「感じる」ということがどんなことなのか、そして感じられるためのトレーニングについて紹介します。

目次

感じる・考えるの機会って減ってきていないだろうか?

実は、最近って「感じる」・「考える」機会が減ってきているのでは無いかと思います。

ネットで何でも手に入る便利な世の中

調べたいことはすぐにネットで手に入るし、
それでもわからなければ誰かに連絡を手軽に取れる環境がある。

欲しいものはお店にいかなくても買える。口コミも書いてある。

だから、感じる・考える前に情報を取りに行くことって多いのかな、と思います。

あんまり考えなくても身の回りにある情報だけで生きていけちゃう世の中です。
それが良い悪いということではなく、
考えなくても生きていける便利な世の中が出来上がってきています。

一方で、人間なので、悩みに直面したり、考える機会もあります。

でも、それって自分の中でちょっとした危機にならないと気づかなかったり、自分の中で「なんか嫌だな」「なにか違うな」と思うことでも無ければ、考えることも感じることも不要だったりするかもしれません。

そうしてあんまり困らずにやってくると、困った時の対処の仕方がわからなくて、手短に手に入る対処法に頼ったりして、根本的に解決しない問題が出てきます。

自分の人生についてはネットだけでは解決しない

私も過去に、ネットで情報を調べ続けていたら、自分で考えずに情報から自分に合うものを選んでいくスタイルになっていました。

でも、ある時、調べていても解決しない問題に直面しました。

自分の本当にやりたいことは何か?
本当はどうしたいか?

こればかりは、自分の意識に戻って「感じる」ことをしないと見つからない。

でも、その時の私には、「感じる」ことが重要と思えず、理屈で一番きれいにまとまることが自分のやりたいことだと思っていました。

私は理系出身だから学んでいた建築土木系とか、コンピュータとかかな?
他のことは学んでないし、、、、これが一番理にかなっているかも??

まさにこんな感じでした。趣味とかも学生時代は色々とチャレンジしていたものの、その時までに培ったこと以外に新しいことをやってみるという頭にならなかったです。

だけれど、一方で、やりたいことの探し方について検索してみると、「感じてみよう!」ってことばっかり書いてありました。

「感じる」がわからない私にとってみてはただの苦痛でしたが、今となっては感じることで自分の本当の思いを知ることにつながることが、分かってきました。

そんな私だからこそ、「感じる」について伝えられるかなと思います。

あなたは既に感じている。「感じる」こととは?

「感じる」って自分の中ではわからないよ!と思っているかもしれませんが、実は既にあなたは感じています。

だから安心してください。

「感じている状態」を分かっていないだけだと思います。

だから、知れば知るほどに自分が感じていることを知ることが出来ます。

感情を味わってみよう

あなたは笑ったり、泣いたり、怒ったり、苦しかったり、いろんな感情を持ちますね。
それは、何かしらの外からの刺激を受けて、あなた自身が反応しているから

そうした反応を見れば、自分の状態ってだんだんと分かってきます。

例えば今笑っていたとしたら、それは何かを感じたからですよね。

どんなことに対して笑ったのでしょう??

こんなことを一つ一つ追っていくのです。

人にはいろんな反応があって、それに応じて感情が出ていたりします。

だからその感情に目を向けてみると、自分の感じていることが分かったりします。

私も自分の楽しかったことや、悲しかったことについて思い出してみて、
何が面白かったかな、とかどんなことに反応したんだろう?
ということを見つめることから始めました。

そして今もやっぱり感情から考えます。

あなたはどんなことに反応していますか?

そうすると何気なく笑っているのも、その影で本当は嬉しくないなぁと思っているのも、
実はその反応の元があるんです。

そういったことに一つ一つ気付いていくと、だんだん自分の感覚が磨かれていきます。

だから、実はあなたが今、この文章を読んでいる時もきっと何かを感じている。

この人何言っているんだろう?という疑いかもしれませんし、
あーなんかわかるかも!という共感かもしれません。

そうやってちょっとずつ自分の感じていることに意識を向けていく。

それを習慣化していくと、感じられるようになっていきます。

「感じる力」をつける方法

ここで、感じるがわからない人のために感じるを鍛える方法をお伝えします^^

感覚を気にするトレーニング

感じることって五感を味わうことでもあります。

ですからまずは、何か手短にできることからやってみましょう!

感じるためのトレーニング
  • 何も持たずにその場で立つor座る。足の裏、すね、太もも、それぞれの体の部位に意識を集中してみてください。何を感じるでしょうか?(床の質感、空気の冷たさ、痛みなど)
  • 音を意識して聞きます。何が聞こえますか?普段は意識して聞かない音までキャッチしてみましょう。(聴覚だけでなく、味覚、嗅覚、視覚も同様に)
  • 日頃過ごしている時、何を感じますか?心地よい、ちょっと違和感がある、楽しい、苦しい、どんな思いも否定せず、モニタリングしているような感覚で受け入れてみましょう。

こうして手軽に自分の体にアンテナをはることで感じる意識が養われます。

マインドフルネスもおすすめです。「今、ここ」で感じていることをじっくり味わってみてくださいね^^

コーチングを受けてみる

私は「感じる」ことをコーチングを学んでいく中で身につけていきました。

私がやっている、ライフコーチは本人の感覚を大事にしたセッションをしています。

だから、クライアントの感じることに迫り、本来感じていることにまで掘り下げてみたりすることで、「本当はこうしたいんだ!」っていう心の声に気付いて、自分らしく生きたい人のためにサポートできるんです。

その意味で、ライフコーチを付けてみると、感じる事もできるようになってきます。

自分がクライアントとして、コーチとセッションしていると、「今、どんなことを感じていますか?」なんて聞かれて、最初の方は迷っていたけれど、今なら答えられる自分がいます。

感じたことをアウトプットする場にもなるとより感じることに意識が向くようになります。

感じることを大事に生きていきたい!って思ったら、コーチをつけてみる、という選択肢もオススメです。

この記事を書いた人

フリーランスで感性を大事にしたコーチングをしています。
大学院卒業後、コンサル、建設会社を経験しながらも自分の世界を歩みたいと感じ、フリーランスの世界へ。
クライアントの感性、感覚を手がかりにクライアント自身の自然な想いをそのまま形にしていくセッションを提供している。
また、自分自身の充実を大事にしており、自分の好きな日本茶のお店で勤務している。

国際コーチ連盟認定スクール卒業
日本茶インストラクター

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