生きづらさを作っているのは自分?生きづらい人の考え方3つ。

最近ライフコーチをやっていて感じることがあります。

それは、生きづらいと思っている人の多くが、共通した行動や考え方をもっているということです。

そういっている私も「生きづらい」と感じていた人間でした。

通勤電車に乗ると心臓がバクバクしたり、寄り道して一拍置かないと会社に行けないことも。

フィードバックをもらうことにドキドキしたり、そんなことを繰り返していました。

でも、コーチングを受けてみて、そうした生きづらさは自分の捉え方が影響していることを感じるようになりました。

この記事では、「生きづらい」と感じている方に向けて、生きづらい人が持っている典型的な考え方について紹介します。

考えながら読んでいただければ幸いです。

目次

生きづらい人が持っている特徴的な考え方3つ。

生きづらい人が持っている思考は、基本的には「外部とのつながり方」。

自分の内面ではないところからうける影響に大きく揺さぶられているのが特徴です。

これから特徴を3つ紹介します。

誰かに何か言われることを気にしている。

会社での話。オフィスの席でいつも通り資料の作成をしている。

レビュー前になると胸が高鳴り、萎縮してしまう。

人に指摘を受けるのが怖く、自分からの発言を避けている。

このような行動をしている人は、誰かに指摘をされることを極端に嫌い、怖がる人。

この深層には、

「自分のことを否定されたくない」

という思いがあるようです。

「自分のことを否定されたらおしまい、その人にはもう近づけない」

という風に恐れている人がたくさん。

でも、よくよく考えてみると、その一言で嫌われることってめったにないのではないでしょうか。自分が指摘する立場だったらどうでしょう?

一つ指摘したからと言ってその相手を嫌いだと思うでしょうか?

不安になったら立場を置き換えて考えてみましょう。

誰かに何か言われることを気にしている人に効果的な質問
  • 人に何か指摘を受けたら、どんな気持ちになりますか?
  • 指摘されることに恐怖心を感じているのはなぜですか?
  • どんな指摘を受けると心が揺さぶられますか?

多くのことを自分の問題と捉えている

自分と他人のコントロールできる場所の区別がついていない人です。

早速ですが、質問です。

あなたはほかの人の感情をコントロールできますか??

多くの人がNoとこたえるのではないかと思います。

では、

「一緒にいる人が不機嫌な時、誰のせいだと感じますか?」

多くの人が、「自分」と答えるのではないでしょうか。

これは「分からない」ですよね。もしかしたら自分も一要素かもしれないけれど、どんなアクションを取るにせよ、不機嫌をやめるかどうかは本人が握っています。

それを自分のアクションで相手に変えてもらおうと促すのは、かなり難しいこと

私は、メールを送った相手から返事が突然ぱたりと消えて、眠れなくなってしまったことがあります。

これも相手の感情を勝手に予想して、勝手に苦しんでいる。(結果的には全然相手は気分を害したりしていませんでした(笑))

コントロールできないことを勝手にコントロールしようとしている状態です。

もちろんだからと言ってなんでも言っていいわけではないと思います。でも、過度に遠慮するというのは、自分が責任を取ろうとする行動の表れかもしれません。

自分がコントロールできる範囲と他人がコントロールする範囲には線引きをある程度したほうがいいということかもしれませんね。

物事の良し悪しを決めるルールをもっている

意識的にも無意識にも、みんな基準となる物差しを持っています。

それは自分に合うあわないを決めるだけでなく、

世間一般の物差しを勝手に自分の物差しと捉えて、これは良い、これは悪い、と決めていることが多いのです。

例えば、、、

「新卒で入ったら3年は続けろ」という言葉。

今では少し違和感を持つ人も増えてきたかもしれませんが、これが当たり前に思っているとしたら、

「3年も働けないやつはダメ」

みたいな思いを持つのではないでしょうか。

これって実は何の裏付けもないですよね💦

ですが、こうして勝手に自分の中で基準が形成されて判断しているものはたくさんあります。

この基準があるとどうなるかというと、その基準から逸れた自分はダメと思ったり、よくないと感じて、自分を責める。

結果として、自己否定が増えて生きづらいと感じるのです。

これらの基準は思い込みでもあるので、思い込みを何とかしたいと思った方は、以下の記事も参考にしてみてください

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おわりに

いかがでしたでしょうか?

あなたに当てはまるものはありましたか?

ゼロという人はいないかもしれませんね(笑)ただ、大きく影響してる、と感じる人もいればあんまり影響を感じない人もいるでしょう。

自分の意識が自分の外側の基準に合わせようとすればするほどに、本来の自分とのギャップを感じ、「生きづらい」と感じやすくなります。

私の場合は、物事を客観的に見てくれるコーチという存在により、自分が自分の外側の基準に合わせて行動しようとしていることに気づくことができました。

この考え方がかなり影響しているな、と気づかれた方は、是非見つめ直し、自分のより良い方向へ結びつくような行動をしていきましょう!

この記事を書いた人

フリーランスで感性を大事にしたコーチングをしています。
大学院卒業後、コンサル、建設会社を経験しながらも自分の世界を歩みたいと感じ、フリーランスの世界へ。
クライアントの感性、感覚を手がかりにクライアント自身の自然な想いをそのまま形にしていくセッションを提供している。
また、自分自身の充実を大事にしており、自分の好きな日本茶のお店で勤務している。

国際コーチ連盟認定スクール卒業
日本茶インストラクター

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