思考停止から抜け出せる思考を持とう!【Howtoつき】

私がNoteで公開した記事に「思考停止」というワードがあり、この思考停止から抜け出す方法はあるの?っというお声を頂きました。

この記事では、思考停止しているなぁと感じている方が自分で考える癖をつけるのに役立ちます。

実際に私もコーチとして活動する中で自分の意思で行動したいと思い実践してきたものでもあるので、参考にしてみてください。

目次

思考停止の状態とは?

思考停止の状態とは、具体的な言葉にすると、

「自分ではなく、外的な環境や情報をそのまま飲み込んで自分のように機能させること」。

つまりは、自分で本来持っている思考を止めて、周りの情報や良し悪しをそのままうのみにして取り入れることだと認識しています。

思考停止になってしまうと、自分の人生が自分でコントロールできなくなり成り行き任せになる、結果として自分で現状を変えられないので、自分以外のところに原因があることにして、変えようとしなくなります。

思考停止から抜け出すための方法

思考停止にならないためのコツは自ら思考すること。ほかの意見を持っても鵜呑みにせず、自分の中で咀嚼して取り入れることです。

問いかけの癖をつけていく

問いかける→答えを探すという思考回路になっているので、自分からの答えを発掘する。

その時に使える問いの例がコチラ。

  • 「私だったらどう行動するか?」
  • 「私だったらどれを選ぶか?」
  • 「私は何の影響を受けてこういったことを考えているのだろう?」
  • 「もし、誰にも何も言われないとしたら、私はどうしたいだろう?」

ここでのポイントは「私なら、私であったら」と主語が自分であることが大事です。

誰かではなく、自分自身がどうするか。そして制約がないこと。

思考停止すると、何かに基づいたルールに則っていることが多いので、そういったことがなかったとした時の想定をしてみることが大事です。

ホントの思考と、思考停止の見分け方

自分でその言葉を飲み込んでみた時(実際にやる、行動する時)にすっと腹落ちするかどうか。

腹落ちせず「こうするしかない、やらなければならない」と感じたり、苦しいなと感じるときは外部のやるべき、という影響を受けているかもしれません。

「何の影響を受けているのか?」を考えてみるのも有効です。

異なる意見に出会った時の自分の反応を書き留めておく。

例えば、友人と話していて、「これってこうしたほうがいいんじゃない?」みたいなアドバイスをもらったとします。

  1. 自分の意見と、友人の意見を書き出してみます。
  2. どこがいい悪いではなく、聞いてみて感じたことを書いてみます。(違和感がある、不快だった、目から鱗だったなど)
  3. その感じたことが友人の意見のどんな言葉や表現から感じられるものかを探します。
  4. 今、自分と友人2つの意見があります。ほかの選択肢があるかどうか、書ける限り書いてみましょう。
  5. 全ての意見の中で、自分だったらどれを採用したいかを検討し、1つ選んでください。また、その理由まで書いてみましょう。

このワークでは、自分で採用するというところが大事になってきます。そして理由が自発的な動機であるかどうか(「○○さんが言っていたから」みたいになっていないか)

その意味では、「これは何の影響を受けていると考えられるのだろう?」という問いも有効だと思います。

自分の言葉を使って言語化する

ここでいう「言語化」とは、文章を使ってアウトプットすることです。手書きのノート、PCやスマホのメモ帳など自分の使いたいものでOKだと思います。誰かにみられるわけではないので、自分の思うこと、感じることをひたすらに書いてみるといいです。(常識的に考えておかしいことでも全然OK。大事なのは、あなたの本当の声かどうかということです。)

言語化することで頭で考えているだけでは見えてこないことが言葉になることがあります。だからこそ言語化をする意義があります。言葉にすることで腹落ちしたり新しい気づきが生まれたり、自分に対する理解が深まります。

終わりに

この記事では、自分一人で「思考停止」から抜け出す方法について書いてみました。

思考停止も「思考のクセ」の一つなので、一朝一夕に変わるものではないかもしれません。是非継続してみてください^^ 継続によって少しずつ思考のサイクルが回り始めますよ。

思考停止にならないためにも、「自分自身を知る」、「自分と向き合う」というのは大事なことだと思います。一人ではどうしても向き合い方が分からない方はコーチをつけてみるという選択肢もあります。

コーチングセッションの時間を持つことで半ば強制的に自分に向き合う時間を確保でき、自分の言葉で今感じていることを言語化できるからです。 また、セッション中に様々な問いかけがあるので、自分の答えを探すきっかけにもなります。

「自分で描いた人生」に近づくためにも、トライしてみてください。

この記事を書いた人

フリーランスで感性を大事にしたコーチングをしています。
大学院卒業後、コンサル、建設会社を経験しながらも自分の世界を歩みたいと感じ、フリーランスの世界へ。
クライアントの感性、感覚を手がかりにクライアント自身の自然な想いをそのまま形にしていくセッションを提供している。
また、自分自身の充実を大事にしており、自分の好きな日本茶のお店で勤務している。

国際コーチ連盟認定スクール卒業
日本茶インストラクター

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