この記事では、自分を知るためのワークを紹介していきます。
ワークをやってみることで自分がどんな特性を持っているのか、知るきっかけになると思います。
自分を知ることで得られるメリット・デメリット
自分を知ることでどんないいことがあるの?
ここでは、自分を知るワーク、テストをやることで得られるメリット・デメリットを書いていきます。
ワークを行うことのメリット
- 自分の相対的な特徴が客観的にわかる。
- 自分の大事にしたいことがなんとなくわかる
- 今後の進路選択などの検討の手助けになる。
ざっくりと自分を知る、自分の傾向を掴むための材料になるという意味でもオススメです。
ワークを行うことのデメリット
- 型にはめすぎてしまうと行動選択しにくくなる。
- 自分がやりたいことに当てはまらなかったと感じると、悩みのタネになる。
ワークを行うことで、かえって「こうするべき」が強まってしまうこともあります。
どんなことにもいろいろな関わり方があると思うので「可能性を広げる」という観点で使うのがいいと思います。
テストを受ける際の注意点
結果にあてはめすぎない
「私は〇〇という結果だったから、こういう人間なんだ」
という決めつけはしない。
あくまでも
「こういうタイプだったので、こういう可能性があるかも??」
くらいで使いましょう。
自分の視野を広げるために使うのがベターです!
自分に活かす
強みが見つかればそうでない点も見えてはきます。
でも、それだけではありません。
自分を知るためのワーク・テスト3選
自分を知るためのワークを紹介します。
それぞれのワークでわかることもちょっとずつ違うので、
ストレングス・ファインダー
自分の持っている資質
ストレングス・ファインダーは米国ギャラップ社が開発した資質を知るためのテストです。
書籍の購入、またはオンラインからテストを受けることができます。
下記の記事で詳しく書いているのでこちらも参考にしてみてください。

似ているワーク
- グッドポイント診断
-
リクルートが転職活動の方向けに行っているテストです。
「無料版ストレングス・ファインダー」とも言われています。
5つの資質がテストを受けた後に出てきますが、ストレングス・ファインダーとは異なり、それ以上の分析は特にありません。
自分の傾向がなんとなく見えればいいかな、という方はやってみてもいいかもしれません。
- 16 Personalities
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イギリスの NERIS Analytics Limited という会社が作っている診断テスト。
無料で受けることができ、16のタイプ分けから自分に一番近いものが出てきます。
解説は充実していますが、英語のみのページも多いです。テストは日本語で受けることができます。
ソーシャルスタイル診断
自分のコミュニケーションのタイプ。相手とのやり取りの仕方など
ソーシャルスタイル診断は、米国の産業心理学者であるデイビット・メリル氏とロジャー・レイド氏によって提唱された「ソーシャルスタイル理論」が基になっている診断です。
人のコミュニケーションのタイプを4つに分類して、相手に望ましいコミュニケーションの仕方を選択することで円滑なコミュニケーションができるようになっています。
コーチングでは似たような概念で「タイプ分け」があります。
下記に詳しく説明しています。

価値観のワーク
自分の持ちたい価値観、大事にしたいこと
自分がどんな価値観を持っているか、知るためのワークです。
ここでは、どんなワークがあるというのを具体的に示すことは難しいのですが、自分の持っている価値観を見つけることで、「自分が何を大事にしているか」がわかります。
多くのワークが、「価値観リスト」から自分の好きなものを選び取っていくというものです。
私のコーチングの中では「価値基準のワーク」というものを行っています。
特徴としては、価値観リストから選んだものを
「自分の価値の基準として選んでいるものか」
「誰かの基準で良しとして採用しているものか」
を区別し、更に自分にあったキーワードを選別していくステップがあります。
そしてさらには、自分によりしっくり来る言葉で自分の価値感を表現していきます。
おわりに
いかがでしたか?
私のライフセッションでは、ちょっとずつ毛色が異なる上記3種類のワークを行って、結果からより深く読み解いていきます。
ひとえに自分を知るワークと言っても、結果から分かることは少しずつ違うので、自分が欲しい情報にあわせたワークを行う、あるいは複数取り組まれることをおすすめします!