自分の想いを
知ることで見つけた、
私の生き方
ライフコーチの為近奈央です。個人向けにセッションを提供しています。
現在の私は好きな人達と、自分のペースで楽しく仕事しています。自分自身について心を開いて語り合える友人や家族に恵まれ、新しいことにチャレンジするにも応援してくれる人がたくさんいます。自分の趣味を仕事に取り入れたコーチングセッションを提供していて、本当に「仕事を楽しい!」と感じられています。
現在ではこのように自分の気持ちを大事にしながら生きている私ですが、このような状態になるまでにたくさんの痛みを感じてきました。
輝かしい学生時代から
暗黒の社会人スタート期
学生時代の私は学業において、常に自分の目標を達成してきました。
高校では水泳部に入り県大会出場という夢を叶えました。
また大学ではどうしても入りたかった研究室に入るという夢も、
ご縁に後押しされながら実現し、心の問題に直面することはほとんどありませんでした。
小中高と、学校ではいつもリーダーシップをとり、人間関係にも恵まれ、
東京大学大学院に進学することもできました。
ここまで聞くと、リア充の自慢に聞こえるかもしれませんが、
社会に出てからの私はどん底を味わいました。
まるで充実した学生時代が嘘のように…
大学院を卒業と同時に、
学生時代からお付き合いしていた
パートナーと婚約。
幸せそうに聞こえるかもしれませんが、夫は国家公務員で地方と首都圏を行き来する働き方。当然、結婚したら「一緒に暮らすのが当たり前」だと思っていた私は混乱しました
就職してすぐに夫の転勤があり、別々に暮らしましたが、数か月で転勤先のプロジェクトに異動してもらえることになりました。
ここから、私は自分自身の判断基準を見失いました。
「次はどこへ行くんだろう」
「私がイメージしていたキャリア構築は出来ないかもしれない」
そんな中、新卒で入ったコンサルティング会社では挫折しました。
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入社してすぐの研修では
「自分だったら簡単に受かる」と
思っていた試験が不合格 -
プロジェクトをスケジュール通りに
進めることができず、
上司に注意されてばかりの日々 -
本当は頑張りたいはずなのに、
どうしてもついていけず、
だんだんと注意されることに怯えている毎日
結果、
「毎日会社に向かうのが本当に辛い…」
電車に乗るのが怖くなり、気づけば会社を休むようになってしまったのです。仕事はいけなくなるし、パートナーとの生活は描いていたものとぜんぜん違う。「これまでの自分」が、音も立てずに崩れていった、そんな感覚に見舞われました。
「私はもっと働けるはずなのに、なんでこんなところにいるんだろう?」
「私は何のために生きているんだろう?」
「社会は厳しい」「そんなに簡単じゃない」と言う先輩方の言葉を必死に飲み込もうとする自分。
自分も周りの空気を読んで
あわせていかなくてはならない
そう考えれば考えるほど、上手に立ち回れない自分を責め続けたのでした。そして、結婚生活で抱えた不安さえも、職場でうまくいかない理由にしていました。
つまり、「全部、夫が悪い…」と人のせいにしていた自分がいたのです。
このような考えから生まれたネガティブな気持ち、そんな気持ちでは会社に行くことなんてできるはずもなく、たった2年の間に3つの会社を転々としてしまったのです。転職するたびに、「今度こそはうまくやろう」と思いながらも、気づけば「周りからの期待に応えなければならない」と、必要以上に自分自身にプレッシャーをかけてしまっていたのです。
コーチングと出会い、
「自分の想い」に出会う
外資系の会社に勤めていた時、英語学習が必要になり、ここで初めて言語コーチング、というものに出会います。英語を直接教えてもらうのではなく、自分の英会話を録音して聞くことで、自分の英語力を知り、到達したいところに向けて学習計画を作っていくものでした。
「答えを自ら探していくコーチングって何なんだろう?」
私はコーチングについて調べはじめました。
調べていくうちに、「コーチングは対話によって、自分の生き方を追求していくもの」だということがわかってきました。私はどんどんコーチングに惹かれていき、中でも自分で人生を決めていくライフコーチングに魅了されていました。気づけばライフコーチングを学び、ライフコーチとして独立していたのです。
ライフコーチングを学んで、
分かったことがありました。
学生時代までは、私の中に物事を選ぶ基準がありました。「ここでこれを学びたい」「これをやってみたい」といった損得や、良し悪しに左右されない「私の心」に従う感覚こそが、選択の基準だったのです。それなのに、いつの間にか「何が良いんだろう」と答えを外にひたすら求めている自分がいました。それは家族の声やネットの情報、本などです。
当時の私は「私の心」という、一番身近に存在する最も大切な声を無視し続けて、外の情報にばかり気をとられていることに気づきました。
「このままではいけない」
そう感じた私は、物事を選ぶ基準つまり「私の心」を取り戻すために、マインドフルネスや座禅、五感を磨く講座などに通い、ひたすら自分の想いにアクセスする努力をしました。
時折、闇雲に外の情報に触れに行くこともありましたが、そのような行動に気づいては、自分の心が感じている気持ち、そして深いところで感じている想いに戻るために、五感を磨きノートに自分の想いを書き続けました。
ひたすら自分の想いに
アクセスしていく中で、
大好きな日本茶との出会いを
経験しました。
好きすぎて、日本茶店でのお仕事も経験しました。無理やり就職したときには本当に辛く感じた仕事でしたが、自分の好きなことを仕事にできて世界が変わりました。
楽しくイキイキと仕事をしている人が目の前にいる、そして私自身もまさにライフコーチングや日本茶など、好きなことを軸に、楽しくイキイキとして仕事している!
「心で決める」をサポート
社会に出てから挫折続き、挙句の果てには夫のせいにして、幸せを自分から放棄していた私。そんな私が「心で決める」を取り戻したことによって、本当の意味で「自分の人生に責任を負う」という意味を体現できたように感じています。
この経験から、私はライフコーチとしてクライアントにどこまでも寄り添い、本来持っている力を発揮して幸せに生きるためのサポートをすることを決めました。
世の中には、たくさんの情報があふれています。そして私達は、毎日いろいろな人の声を聞いて生きています。そんな時に本当に信じられるものは、自分自身の「こうしたい」とか「私はこんな風に感じている」という、心から発せられる「想い」です。
そのためにも、自分を根気よく知り、自分の可能性に気づくためのサポート。そして、自分の人生を豊かさ溢れる楽しいものと感じられる人を増やしていきます。
私は「一人ひとりの幸福が
最大化している世界」を夢見ています。
つまり大人が本来もっている力を発見し、
その力を最大限に他者のために
活用している世界です。
このために、セッションではクライアント一人ひとりが持っている力を、まずコーチである私が気づくこと。そしてそして、その力を発揮できることを信じています。
さらにいえば、クライアントにとって当たり前すぎて気づいていない、秘められた才能や力を、対話を通して気づけるようにサポートしています。
私自身、クライアントの内側に入り、その探求をサポートするプロフェッショナルとして、終わりのない「自己探求」に取り組んでいきます!