コーチングはお悩み解消の場ではないけど、悩みは解消していくと思われる理由。

私の近況を話すときに「コーチングをやっています」と話すことがあります。

そうすると相手から「コーチングってお悩み相談??」と聞かれます。

本来コーチングは、「理想の自分に近づくためのコーチとクライアントのパートナーシップ」であると認識しています。

だから、コーチングは悩み解消の場ではないのですが、、、

確かにコーチングを受けると悩みが解消していると、私も感じることがあるのです。

ということで、コーチングがお悩み相談を目的としたサービスでない一方で、悩み解消ができる理由についてこの記事で説明していきます。

目次

コーチングで悩みが解消する理由

コーチングのそもそもの目的は、

自分と向き合い、自分を知ることで自分らしい生き方、成長の仕方を追求する

ということ、つまりは、「自分と向き合うこと」なので結果として悩みを解消することがあると思われます。

以下に4つの理由を書いていきます。

悩みと言われているものと、コーチングテーマで考えるものが似ている

例えば「就職、転職の軸を決めたい」などのテーマの場合、

  • どんな仕事に就きたいか
  • どんな感じで仕事をしたいか
  • 仕事ってどんなイメージであったらよいか?

などを考えていきます。

これって、「就職転職に悩んでいる」ときにも似たような問いを考えると思うのです。

もちろんコーチングでは、コーチの視点も入るので、より話の深さは深まり気づきも多いので結論に至るスピードや濃さはより早く、深くなります。

自分に対する理解が深まるので、結果として、悩みも解決する

コーチングをやっていくとあらゆるテーマが自分のあり方や、持っている気持ち、想いなどと繋がってくるので自己理解につながっていきます。

自分を理解していくと、無意識になっていたことが意識化するので見えていなかったものが見えてきます。

これが「気づき」ですね。

悩みも自分の気づきから解消されるものがあり、そのために結果として悩みが解決する、ということがあります。

悩みの根源が自己に向き合う姿勢、自分に対する見方でガラッと変わるから

少し抽象的な表現になってしまったのですが、多くの人が持っている「悩み」の根源というのは、

「自分がこの問題について悩んでいると認識している」ことにあります。

悩んでいると思えば悩んでいるし、逆に、本人がそう感じなければ、悩み事ではないのです。

コーチングでは対話を重ねていくうちに、悩み事に対する意識が変わったり、悩みの根源にあるものを知ることで、「悩み事」ではなくなったりします。

広い視野を持ったことで、悩みが悩みでなくなる

上記とも似ていますが、、、

コーチングでは、自分が持っていた視点を認識し、視点を増やしたり、持っている壁を取り払っていくことで、本来の自分のありたい姿を目指していきます。

コーチングを行っていくと視野は広くなるので、いつの間にか悩みが解消するための視点を手に入れているときがあると思います。

例えば、自分で何もできていないと悩んでいるとした時。

このできていない時間もリラックスできる時間として自分のためになっていることが見いだせたとすると、この時間は「意味のある時間」になりますね。

その時、悩みは悩みではなくなるのです。

悩み相談とは異なる点

一方で、悩み相談とは違う点ももちろんあります。

それは、、、、

「コーチ側がアドバイスをしたり、提案することはない」ということ。

相談の場だと、解消法を相談員が持ち出したりするのですが、コーチングではコーチから、何かアドバイスすることはありません。

あくまで、自分で考え自分から解決を引き出すための大きなサポーターがコーチ。

ですから、悩みの解決を自分に合った方法から導き出したいということであれば、コーチングを利用されることをおススメします^^

おわりに

ここまで読まれた方はすでにお分かりかもしれませんが、

コーチングには悩み解消以外の効果がたくさんあるということ。

悩みが解消するのはあくまでも結果の一部です。

その点ではコーチングはお悩み解消に使ってもいいけれど、それ以上の効果も是非受け取ってほしいなと思います。

この記事を書いた人

フリーランスで感性を大事にしたコーチングをしています。
大学院卒業後、コンサル、建設会社を経験しながらも自分の世界を歩みたいと感じ、フリーランスの世界へ。
クライアントの感性、感覚を手がかりにクライアント自身の自然な想いをそのまま形にしていくセッションを提供している。
また、自分自身の充実を大事にしており、自分の好きな日本茶のお店で勤務している。

国際コーチ連盟認定スクール卒業
日本茶インストラクター

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